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国際会計基準の着地点: 田中弘が語るIFRSの真相
07/23/2020 20:53:54, 本, 田中 弘
によって 田中 弘
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内容紹介 IFRSはどこで道を間違えたのか。 アメリカの不採用で、宙に浮くIFRS。日本の誤解と幻想を解く一書。 長年、IFRSの動向を研究してきた会計学者の講演録。これまでの経緯、今後どうなっていくのかなど、気軽に手に取れる読み物。 IFRSは企業売買の会計です。どこかの会社を買い取った後、資産・負債をバラバラに切り売りして残る「解体の儲け」を計算するものです。会社は消滅し、従業員は解雇されます。IFRSが退職給付引当金を満額引当てさせようとしているのは、従業員解雇の費用を知りたいからです。 御社は、会社を売るつもりで経営していますか。 内容(「BOOK」データベースより) IFRSはどこで道を間違えたのか。アメリカの不採用で、宙に浮くIFRS。日本の誤解と幻想を解く一書。 著者について 神奈川大学教授・博士(商学)(早稲田大学) 1943年札幌に生まれる。早稲田大学商学部を卒業後、同大学大学院で会計学を学ぶ。貧乏で、ガリガリに痩せていました。博士課程を修了後、愛知学院大学商学部講師・助教授・教授。この間に、学生と一緒に、スキー、テニス、ゴルフ、フィッシングを覚えました。 1993年より神奈川大学経済学部教授。 2000年‐2001年ロンドン大学(LSE)客員教授。 公認会計士2次試験委員、大蔵省保険経理フォローアップ研究会座長、郵政省簡易保険経理研究会座長、保険審議会法制懇談会委員などを歴任。 日本生命保険相互会社 社友 ホッカンホールディングス 独立委員会委員 英国国立ウェールズ大学経営大学院(東京校)教授(非) 日本アクチュアリー会 客員 神奈川大学中小企業経営経理研究所所長 最近の主な著書 『新財務諸表論(第4版)』税務経理協会、2012年 『IFRSはこうなる――「連単分離」と「任意適用」へ』東洋経済新報社、2012年 『会計と監査の世界――監査役になったら最初に読む会計学入門』税務経理協会、2011年 『会計基準――新しい時代の会計ルールを学ぶ』税務経理協会、2012年 『経営分析――監査役のための「わが社の健康診断」』税務経理協会、2012年 『複眼思考の会計学-国際会計基準は誰のものか』税務経理協会、2011年 『国際会計基準を学ぶ』(共著)税務経理協会、2011年 『国際会計基準はどこへ行くのか』時事通信社、2010年 『経営分析を学ぶ』(共著)税務経理協会、2010年 『会計データの読み方・活かし方――現代会計学入門』中央経済社、2010年 『会計学を学ぶ-経済常識としての会計学入門』(共著)税務経理協会、2008年 『新会計基準を学ぶ』(全4巻)(共著)税務経理協会、2008-2011年 『財務情報の信頼性-会計と監査の挑戦』(共編著)税務経理協会、2008年 『会社を読む技法-現代会計学入門』白桃書房、2006年 『不思議の国の会計学-アメリカと日本』税務経理協会、2004年 『時価会計不況』新潮社(新潮新書)、2003年 『原点復帰の会計学-通説を読み直す(第二版)』税務経理協会、2002年 『会計学の座標軸』税務経理協会、2001年 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 田中/弘 神奈川大学教授・博士(商学)(早稲田大学)。1943年札幌に生まれる。早稲田大学商学部を卒業後、同大学大学院で会計学を学ぶ。博士課程を修了後、愛知学院大学商学部講師・助教授・教授。1993年より神奈川大学経済学部教授。2000年‐2001年ロンドン大学(LSE)客員教授。公認会計士2次試験委員、大蔵省保険経理フォローアップ研究会座長、郵政省簡易保険経理研究会座長、保険審議会法制懇談会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファイル名 : 国際会計基準の着地点-田中弘が語るifrsの真相.pdf
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本書は、あくまで「田中弘が語る」IFRSの真相である。IFRSの真相は、それを語る人の立場や目的に応じていくつもあるのが当然だと思われるが、わが国では、お上やそれに準ずる期間が公表した「基準」について、批判するのは、一種タブーのような風土がある。このような風土がある中で、唯一本書は、自説を正面から、しかも根拠をもって論述している。会計理論的には、同意しかねる論拠もあるが、理論自体、100人の論者がいれば、100通りの理論があってよいと考える立場からは、田中教授の論説とその堂々たる主張については、拍手を送るべきだと考える。会計学者は、もっと自己の主張を堂々と文書で表明し、各自の論拠について大いに議論すべきである。このような議論をする風潮は、私たちが学んだ「企業会計原則」全盛の頃に大いにあったと記憶している。議論しなくなった風潮の中で、議論をすべきことを教えてくれる田中教授の一連の書籍は、一読の価値があるということである。
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