吉沢久子 97歳のおいしい台所史 大正・昭和・平成をかけぬけた半生オンラインブックダウンロード

吉沢久子 97歳のおいしい台所史 大正・昭和・平成をかけぬけた半生

06/24/2020 03:44:49, , 吉沢 久子

によって 吉沢 久子
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内容紹介 家事評論家として現役で活躍中の97歳の著者。戦前・戦中・戦後を生きぬいた半生を通して、暮らしの原点を見つめ、質実な日本人の歩みを描きます。簡単レシピと歴史がわかる吉沢久子年表付き! 内容(「BOOK」データベースより) はじめて語られる少女時代から、懸命に生き抜いた戦前・戦中の激動の日々。日本初の家事評論家の97年。生涯現役を貫く、元気な笑顔と長生きの秘密を公開!忙しい日々に役立った簡単レシピ紹介。日本の歩みが分かる吉沢久子年表付き。 商品の説明をすべて表示する
以下は、吉沢久子 97歳のおいしい台所史 大正・昭和・平成をかけぬけた半生に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
300ページ以上ある部厚い本でしたが、面白くて一気に読んでしましました。大正・昭和・平成を生き抜いた半生記で、当時の人々の暮らしぶりがよく分かります。質実な暮らしですが、なんとも温かく人々が身を寄せ合って生きている様子がほほえましかったです。じきに戦争へと突入していき、著者はわけあって、妹との二人暮らしで、懸命にいきぬいていくのですが、その生活力やバイタリティはあっぱれです。本当に食べるものがないとひもじく、食べ物確保に明け暮れていたのですね。また素直で明るい人柄ゆえなのか、周囲の大人たちに可愛がられ、助けられてキャリアを身につけていきます。戦後の闇市の様子や杉並あたりの文人たちとの交流も興味深いものがあります。また文芸評論家の夫との生活や姑さんとの暮らし、夫や自分の兄弟姉妹の世話など、本当に著者の働きぶりには頭が下がります。こうした経験が役立って、日本初の家事評論家が誕生します。長生き女性のお手本のような方で、100歳を目指して欲しいですね!

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