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メディアの支配者 下

06/20/2020 19:55:23, , 中川 一徳

によって 中川 一徳
3.7 5つ星のうち 14 人の読者
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受賞歴 第27回(2005年) 講談社ノンフィクション賞受賞 内容紹介 圧倒的迫力で綴る巨大メディア、骨肉の暗闘フジテレビ、産経新聞、ニッポン放送を擁するフジ・サンケイ・グループ。前代未聞のクーデターで失脚した鹿内宏明は株を握って反撃に出る。内紛と密約の興亡史! 内容(「BOOK」データベースより) 知謀の限りを尽くしてメディア三冠王の座を掴んだ鹿内信隆と、息子・春雄。一族がグループを支配するため、編み出された株式の魔術とは。堀江貴文につけいる隙を与えたフジサンケイの「秘密」を明かす―。すべての疑問への回答が、ここにある。驚愕の1400枚。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中川/一徳 1960年生まれ。フリーランスジャーナリスト。『文芸春秋』記者として「事件の核心」「黒幕」「悶死―新井将敬の血と闇」などを執筆。2000年に独立、事件、経済、政治などをテーマに執筆活動をつづけている。単行本は『メディアの支配者』が第一作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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上巻にも衝撃的なエピソードが満載でした。しかし、それはまだ序盤に過ぎなかったのです。元々、財界の為に財界が作ったニッポン放送とフジテレビ。それを如何にして私物化(鹿内家の物にしたか)その手口&錬金術が明かされます。その上、同グループの価値を上げるために言い換えると鹿内家の地位を盤石化するために会社だけで無く、内外の政財界は言うに及ばず果ては皇族までをも巻き込んでいった、その飽くなき貪欲さが数多くのエピソードともに描かれています。・何故、美術館が金の卵になったのか?これにより鹿内家はグループ全体を掌握出来た。・産経新聞への不明朗な資金環流グループの主要幹部はそれが違法と言うことも知っていた・身内の不祥事に甘い他人の不祥事には厳しいが、自分の所については公表だけではなく、告訴すらしない。・メディアだって政界と癒着な、何と鈴木元都知事に裏金を渡していた、と。そこには目を覆いたくなる事実がありました。「第4の権力」と言われるメディア、それも同グループはテレビ・ラジオ・新聞・出版・音楽&映像ソフト、と全てのメディアに進出しています。にも関わらず内情は不正だらけ。されど彼らは今も「公器」を名乗るのです。残念なのは当事者の−それも重要な−一人である宏明氏からのコメントが取れてない点です。本文中には取材をしたか否かすらも書かれて無い。他の資料で外堀を埋め、城内にも進入したとは思いますが(宏明氏に関しては)本丸には届いてない感を受けたのです。それでも(上巻のレビューにも書きましたが)一級のルポには違いない。厚いですが読む価値有りです。附:この本はフジと仲が悪い講談社から発売された点もメディア同士の関係を見る中で重要かな、とも思う。

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